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マセラティの乗り味





~我が試乗体験記~

マセラティ専門店というスペシャルな環境のなか、
様々な車種に試乗してきた自分の感性を
綴った試乗記です。







3200GT


ビトルボ最終進化!!

シャマルはクランクが90°で大変レスポンスの良いクルマでした。
3200GTはクランクが180°に変わりレスポンスが悪くなったかというと、
初期に関しては電子スロットルが過敏に反応し、
一気に吹け上がるさまはシャマル以上!

テールスライドがわかり易いので、修正も他車よりしやすいと思います。
ターボに過吸されてからの2次曲線的な加速感、
ジェット機の様な加速音は、まさにマセラティのイメージ
ジキルtoハイド

足回りも決して腰砕けではなく、
基本的にアセットコルサやグランスポーツと同じ挙動。

限界領域が若干低いので、
逆に安全性は高く感じました。







アセットコルサ


ホイールBBS、バネ下重量も軽く、足回りをチューニングしたからか、
本気でサーキットや峠を愉しめるクルマですね。

3200GTをサーキットに持ち込み、チューンナップしただけあり、
より走行性能が研ぎ澄まされ、ファントゥードライブです!

コーナーでは思い切りアクセルを踏め、
限界領域では意に反してグランスポーツよりも
コントロール
しやすいです。












4200 CUPE / グランスポーツ


言わずもがなのフェラーリV8エンジンにつきます!!


レッドゾーンに吹い込まれていく
タコメーターの針の様は、
まさにフェラーリエンジンならでは。

意に反してフェラーリより低速トルクが強く
非常に乗りやすい!

これは、3200より電子スロットル反応が
ナチュラルなためだと思われます。

グランスポーツは18→19インチホイールになり
足は締めあげてありますが、
無用に固くはなく、動きはしなやかです。

またステアリングから伝わるインフォメーションも
非常にわかりやすくコントロールしやすいです。
さすがサーキット仕立て!!

ステアリング、内装に多くのカーボンが使われ
シートもセミバケットになり、
非常にレーシー!

そのエンジンサウンドは
フェラーリよりは太めに感じますが、
高回転時までキレイに回り、
その吠え猛る様は
他のどの車とも違うオリジナルです。

デザインもリファインされ、
カリスマ性を高めた1台です!









逆に皆さんはどのように感じられますか?